一般的な階段よりは横幅にゆとりがある広めの木製階段です。イギリスのインテリアデザイナーが手掛けた本階段は、厚めの木製踏板によって重厚感と落ち着きのある雰囲気です。ガラスの側板によって閉塞感は無く、窓からの光を存分に室内へ取り込む事ができ明るくスッキリとしたデザインです。
大きなガラス側板の印象的な階段です。また階段踏板を支える一本の長い構造材は登り降りする人へ安心感を与えます。採光や照明によって照らされた室内の白い壁面と天井の仕上げは、大きなガラス側板に反射し、ガラスを用いたことにより空間の奥行や明るさを演出しています。
こちらはドイツにある階段に特化したデザインをする会社が手掛けた階段です。まず目に飛び込むのは青味のがかった曇りガラスの清涼感ある踏板。正面には階段空間を包むほどの上層と下層を接続する開口があり、大きく光を取り込んでいます。その窓から浴びる光や植物の反射は、ガラスと金属フレームに柔らかさが加わり心地よい明るさのある階段デザインです。
全体としてコンクリート打ち放し、白と黒で統一された住宅の階段部分デザインです。階段を正面から見れば長方形の黒いボックス型フレームがリズムよく並んでいます。この黒いボックス型フレームのパーツはコンクリート壁面との接合のみで、ガラスの持つ開放感に加え浮遊感をも感じられます。モダンなテイストの中に素材の持ち味がプラスされた洗練された階段です。
空間を壊さないように控えめに、しかしインパクトも兼ね備えたアルミフレームがもたらすハイセンスな階段。階段のみならず階段上部まで続く手すりがより空間に一体感を感じさせています。踏板に用いられた擦りガラスは、アルミとのコンビネーションでクール感もありますが、ガラスの持つ透過性によって部屋を照らす暖色の照明が空間を緩和させています。