素晴らしいアイデアがつまったアパートメント

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11470 dm2, Tommaso Giunchi Architect Tommaso Giunchi Architect
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イタリア・ミラノの建築家Tommaso Giunchi Architectがリノベーションを行ったアパートメントを紹介します。面積は115 m²。リノベーションを経て明るくモダンな空間になっただけでなく、室内には実用的な様々な工夫が施されました。日本の住宅にも取り入れられそうですよ。

詳しく見ていきましょう!

こちらの住宅にはLDKと二つのバスルーム、三つの寝室、そしてバルコニーがあります。こちらは広々としたリビング&ダイニングからのアングル。

シンプルかつおしゃれなインテリアも魅力ですが、それ以上のこの家の魅力と特徴は建築家が施した様々な工夫。のちのち紹介します!

ガラスのスライドドア

リビング&ダイニングとキッチンの境界はガラスのスライドドアで仕切られています。すべてがオープンなLDKでは調理時の匂いや音が気になることがありますが、このようなスライドドアがあれば状況に応じてキッチンをクローズすることが可能です。キッチンのみ床材を変えればさらにしっかりとゾーニングができますが、こちらはスペースの連続性を失わせないよう同材のフローリングで。

キッチン

キッチンは白とグレーを基調としたミニマル&モダンなデザイン。小さなスペースもすっきりした見た目と広さを保ちます。グレーの壁を照らす照明が実用性と共に表情にニュアンスを加えています。壁をくり抜いたようなビルドインの棚がおしゃれ。お気に入りのアイテムやお酒を飾りたい!

クローゼット?

さて、リビングの隣に配されたのは何でしょうか。こちらにもスライドドアが採用されています。穴を開けたようなミニマルなデザインの取っ手、この扉の感じからしてクローゼットでしょうか?

スライドドアに隠されていたもの

スライドドアを引くと実は廊下が伸び、寝室へつながっているのです!ワンフロアでもパブリックとプライベートを完全に区別できるという嬉しい配慮です。プライベートスペースにまで首を突っ込みたがるお客さんが来たとしても、ここを閉めておけば何喰わぬ顔でシャットアウト可能。

リビングルーム

二面に開口部のあるリビングルームは開放感があり、明るい光と風が入る快適なスペースです。ハンギングタイプの収納兼テレビボード以外は窓辺に大きな家具を置かず、開放感と採光を維持。ナチュラルなフローリングとよく調和する明るい中間色のコーディネートでより居心地良く。

バスルーム

大きな開口部から自然光が差し込む明るいバスルームです。白とやや青みがかったグレー、そして木材を基調に作った清潔感と温かい居心地の良さを感じる空間です。手前はガラスの仕切りのシャワー室。奥のスペースにはモザイクタイルと同色のボーダー柄を。よりカジュアルな雰囲気となっています。

二つ目のバスルーム

こちらはバスタブを備えた二つ目のバスルーム。白とクリーム色で統一したソフトで優しい雰囲気のスペースで、心からリラックスしてバスタイムを楽しめそう。大きな窓からの自然光を浴びながら昼間のバスタイムも贅沢ですね!

隠し洗濯室

ここにも実用的かつ嬉しいサプライズが。バスルームの手前にある吊り下げ式の扉を引くと… 洗濯機とシンクが現われます!大型でしかも生活感が出やすい洗濯機を洗面所に置くと、いくらホテルライクにスタイルを決めても何だか垢抜けません。そんな場合に洗濯機や洗濯用品、手洗い用の深いシンクなどを丸ごと隠すことができるこのデザインはとても嬉しい!ゲストに洗濯物を見られる心配もなくなりますね。

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