ワクワクする屋根裏部屋best5 – 空間を有効的に楽しく使う!

K.Matsunaga K.Matsunaga
tiny house, 一級建築士事務所FORMA 一級建築士事務所FORMA غرفة نوم أبلكاش
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限られた空間を、さらに有効的に広がりを持たせるために、人はさまざまな知恵と工夫が生み出されてきました。十分な敷地面積が取れない場合や、周囲を建物に囲まれて光が入らない場合など、居住空間を優先すればそれぞれの部屋は後回しになってしまうことも。そんな場合に友好的なのが屋根裏の空間です。家の高さを生かし、使われない空間をワクワクする場所にできれば、充実した暮らしがさらに広がるでしょう。今回ご紹介するのは、ワクワクする屋根裏部屋best5。家が決して広くなくても、また趣味の部屋を屋根裏空間を使って実現させた素敵なアイデアをご紹介します。

経年変化を楽しめる、高台にある和モダンな家

藤森大作建築設計事務所の手がけたこちらの家は、枚方市を一望できる高台に建つ住まいです。5人家族が過ごすこの家を、高台という特性を生かすために家族が集まる空間は2階にレイアウトされ街並みを見下ろすことができます。たっぷりの無垢材が使われた住まいは、にじり口や坪庭を持ち、要望のひとつであった経年変化を楽しめるように… という和の雰囲気と遊び心が各所に詰まった空間です。3姉妹のスペースは屋根裏のロフトに、仲良く配置されました。「いってらっしゃい」という声が響くような家、という希望の通り、孤立せずにいつも家族の気配を感じられる暖かな住まいとなりました。本住宅については「坪庭で彩り豊かに、しっとりと和空間を味わう家」で詳細をご紹介しています。

建て替えで生まれたミニマルで豊かな住まい

FORMA建築研究室の手がけたこちらの家は、「tyny house」という名づけられている通り、古くからある街の中の小さな住まい。家族で暮らした築50年の住まいの建て替えによって生まれました。現在は一人で住まわれている住まい手には、築50年の住まいのハード的な面や、広さは暮らしにくい部分もあります。今回の計画をきっかけに、土地を受け継ぎながら活用し、かつ暮らしやすいようにデザインされました。コンパクトにまとめられながらも窮屈さを感じない吹き抜けの空間は、合板や木のぬくもりをたっぷりと感じられるインテリアに仕上げられています。屋根裏のロフトはベッドルームで、天窓があり光を感じながら朝を迎えることができる心地よさがあります。一人で暮らす空間ならではの小回りと居心地の良さが効いた家となりました。本住宅については「tiny house」で他の写真をご覧いただけます。

「好きなものの囲まれた暮らし」を実現する「FUN HOUSE」

住まい手は「FUN! HOUSE!(楽しめ! 家を!)」というコンセプトを持つソファブランドを手がけている方でした。自ら家を楽しむ、をモットーにされている方のための家、をこぢこぢ一級建築士事務所がデザイン。FUN!の思いには「好きなものに囲まれた家」と「植物」があること。四季を通した変化の楽しみのある景色と、自身が好きなものに囲まれた暮らしが実現されるような家になりました。屋根裏には、広々としたコの字型のデスクにギターが並び、仕事も趣味も楽しめる秘密基地のような空間が広がります。家の中は広々と開放的に、仕事部屋は集中ができ遊び心も一緒に体感できる、FUN!を感じられる充実の空間が出来上がっています。本住宅については「「住まう」を楽しもう!皆の居場所のある温かな家」で詳細をご紹介しています。

高低差のある変形地を上手に活用した温かみのある家

すわ製作所の手がけたこちらの家は、杉並区の閑静な住宅街にある住まいです。敷地は住宅に囲まれ、台形の高低差がある23坪部分と折れ曲り奥まった7坪部分からなる、決して広いとは言えない、個性のある敷地でした。小さな7坪部分が建物に囲まれた建築スペースへと光を導くような役割を持ち、密集している住宅地の心地良い余白となっています。敷地の特性を生かしたスキップフロアで、狭さや窮屈さを感じさせない吹き抜けが広がり、光や風が導かれます。めいっぱい空間を有効的に活用した屋根裏のベッドルームは、格子の仕上げと窓からの光で神秘的で落ち着ける空間に仕上がりました。本住宅については「オリジナリティ溢れるステップフロアの家」で詳細をご紹介しています。

ねじれた屋根が生み出すユニークで快適な空間

千田建築設計によるこちらの住まいは、総二階から平家へと建て替えがなされた郊外の住宅地にある家です。家は大きければ良いもの、ではなく、ライフスタイルにあった暮らしやすく充実した家へ。子世代が独立し、家族構成が変化した現在と、子世帯が将来的に受け継ぐことも考慮した現代の暮らしに適した住まいがデザインされています。コンパクトながらも過不足なく暮らせる程よい大きさに、+αを楽しめる屋根はねじれたユニークさを持つフォルムです。この形状によって小屋裏が有効的に生きる空間となり、吹き抜けから見た室内の景色もダイナミックで生き生きとした住まいに仕上がりました。本住宅については「将来を見据えた建替えとは?郊外住宅地に建つ平屋新築の住まい」で詳細をご紹介しています。

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