寝室を快適な空間にするために知っておきたい6つのこと

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
軽井沢 モリキズナの家/新築住宅, アトリエ・カムイ アトリエ・カムイ غرفة نوم خشب نقي Multicolored
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寝室ではほとんどの時間をベッドの上で寝て過ごすことから、そのインテリアやレイアウトにあまり関心がよせられないこともあるようですが、一日8時間の睡眠となれば、一日の3分の1の時間をベッドルームで過ごすことになります。また、そこが唯一のプライベート空間という家も多いと思いますので、その空間づくりは意外にとても重要なことになります。そこで今回は、寝室を快適な空間にするために知っておきたいことを紹介していきたいと思います。

寝室のレイアウト

house-05, dwarf dwarf غرفة نوم

寝室の間取りやデザインを進めていく上でまず考えたいことはベッドを置く位置でしょう。その際は、頭がどちらになるかも含めて考えることが非常に重要になります。ベッドの頭がくる真上に窓があると、冷気が直接顔に当たりやすくなりますし、水回りや廊下がある側に置いてしまうと生活音で睡眠を妨げられてしまう可能性もでてきます。そうしたことからも、寝室づくりではまずベッドの上で快適に眠られる環境を考えていきましょう。

動線の幅をしっかりと確保

ベッドを寝室に置いてみると意外にそれが大きく、部屋を狭いと感じてしまうかもしれません。しかし、その中でもしっかりと余裕のある動線の幅を確保していきましょう。人一人が問題なく通れるには60cm以上の幅が必要ですので、基本的にはその幅の動線を確保しつつ、クローゼットなど収納家具がある場合は扉の開け閉めをしても余裕があるように、開き戸であれば90cm、折戸であれば75cmといったように広めに動線を確保しておきましょう。

写真:建築写真家/齋藤貞幸

収納の位置と扉の開き方

寝室には衣類を納めておくクローゼットや収納棚などの収納スペースが必要になると思います。上でも述べたように、動線幅をきちんと確保するためにも、収納の位置、さらには収納扉の開き方にも注目してみて下さい。開き戸、引き戸あるいは折戸がバリエーションとして考えられますが、扉の開け閉めに必要とするスペースや開けた時の見えやすさなどから基本的には折戸をおすすめします。もし、寝室内にスペースの余裕があるようであれば、部屋の中にウォークインクローゼットを設けてみてもいいでしょう。それについては、「ウォークインクローゼットを便利でおしゃれにする6つの方法」も是非参考にしてみて下さい。

快適な睡眠を助ける照明

快適な睡眠のためには照明をそれに合ったものにしていくことも欠かせません。ポイントは光源が直接目に入らない間接照明を上手く利用することです。こちらのニュートラル建築設計事務所が手掛けた住まいのように、スポットライトで壁や天井を照らすことで光の質も柔らかくやさしいものとなり、リラックスして寝られる雰囲気を演出してくれます。他にもスタンドライトや足元灯など様々なやさしい光の照明がありますので、好みやインテリアにぴったりのものを選んでみて下さい。

インテリアカラー

照明の他に睡眠する際に目に入ってくるのが部屋の色です。インテリアカラーによって部屋の雰囲気だけでなく、人間の感情も左右されることから、寝室にはリラックスできるカラーを取り入れていきましょう。基本的には鎮静作用を持つ青や、安心感やリラックス効果のある緑などが寝室の色としておすすめです。反対に赤や紫は気持ちを興奮させてしまう作用があるので、そのまま取り入れることは避けた方がいいでしょう。

写真:AnnaStathaki

便利かつおしゃれなナイトテーブル

寝室は余裕のある空間にしたかったり、狭くてベッド以外あまり家具を置けないこともあるかもしれませんが、その中でもナイトテーブルは置いてみてはいかがでしょうか。ベッド横にこの小さなテーブルを置くだけで、寝室やベッドの上でより快適に過ごすことができます。眼鏡や目覚まし時計、寝る前に読む本などをこの上に置けて非常に便利ですし、またベッド廻りの雰囲気をおしゃれに演出してくれるアイテムにもなってくれます。

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