シンプルライフを実現する家たち

Aya F. Aya F.
通り土間の家, 内田雄介設計室 内田雄介設計室 غرفة الميديا
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シンプルライフ、という言葉はよく聞きますが、皆さんの中でどんなイメージですか?いわゆる断捨離と同等に見ていらっしゃる方も多いかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。無駄を省き、お気に入りのものを使った家づくりこそ、シンプルライフのベースとなるもの。自分なりのこだわりとミニマルな暮らしを実践してみませんか?今回はそんなすっきりとした素敵な家をいくつかご紹介していきます。

ライフはモダンな家から?!

シンプルライフは、文字通りライフスタイルの一種として見られるもので、インテリアのスタイルとは必ずしも直結するものではありません。とはいえ、伝統的に過装飾だったヨーロッパの建築から、装飾をそぎ落としていくことで作られてきたモダニズム建築は、そうしたライフスタイルにもしっくり馴染みやすいものです。例えば形から入っていきたい、と思われるのであれば。こちらのように、直線で構成されたシンプルなモダンハウスを取り入れてみてはいかがでしょうか?

段差をなくそう

シンプルライフにおいて、必要なものは手元に置き、無駄なものは排除していくことが大切です。近年人気の中古マンションのリノベーションにおいては、例えば小さな部屋をいくつも残すよりも、広々とした空間でミニマルな印象のインテリアとすることが好まれているようです。こちらのお宅では、壁や段差などのこまごまとした凹凸をなくすことによって、すっきりとした印象の内装を実現しています。

Photo: Ippei Shinzawa

【バリアフリーについては、こちらの記事でも紹介しています】

※  バリアフリーの家にしていくための6つのポイント

白でミニマルにまとめる

シンプルに暮らしたい人にとって、内装に取り入れる色は、白やウッディカラー、グレイなどの主張しすぎないものをベースとして選ばれることが多いようです。例えば白は、コンパクトサイズの空間でも広く見せる効果があるため、活用していきたいですよね。こちらのお宅は兵庫県の建築家・ラブデザインホームズの手によるもの。家具を白で造作することによって、すっきりと見せることができます。隠す収納がポイントです。

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のキッチンを紹介しています◀

※  キッチンの写真ページ

棚の場所を考えてみる

住空間の目に留まりやすい場所に物がすくないと、すっきりと見せることができますが、そうした時に考えたいのが収納の方法。元々物が少ない場合には特に問題はありませんが、そうでない場合には、収納家具について考えていく必要があります。こちらのお宅では、壁に棚を埋め込んだり、視線よりも上の位置に作り付けの棚を設置したりすることによって、物による圧迫感が感じられない空間づくりができます。色合いの統一感も、シンプルさを押し出すポイントです。

モダンスタイルでクールに

シンプルライフは、文字通り装飾性を取り払ったモダンスタイルのインテリアと相性がよいもの。一見どこか冷たさが感じられるようなデザインの家具であっても、逆にそれが心地よいものと感じる方もいらっしゃるのだとか。無機質な空間、最低限の布製の家具に囲まれることが、パリっとした気持ちで日常生活を送るためにちょうど良い、と感じられるのであれば、こちらのようにクールで機能を果たすに足るミニマルなデザインの家具に囲まれて暮らすのもよさそうです。頭がクリアにリセットされそうですね。

空間を広く感じさせる内装づくりを

シンプルライフ=物がない、ではないのですが、やはり物がすくないとシンプルな雰囲気は容易に作り出すことができます。こちらのお宅では開放的なLDK空間からテラスに至るまで、色調にほとんど差がないようにカラーコーディネートされており、もちろん据え置きの家具がほとんどないため、広々とした空間が確保されています。例え物が多いお宅でも、大丈夫。床が広くあいているように見せると、すっきり感が出てきます。

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