玄関の靴箱デザインは、すっきりとした玄関スペースを維持するのに欠かせません。靴が出しっぱなしにならずキレイに片付いていると、玄関も広々と見え、また来客も慌てずに迎え入れることができます。今回は、そんな玄関前の靴箱デザインを15の実例をみていきながら紹介していきます。
オープンな玄関の靴箱デザインは、収納されている靴が一目で把握できるので便利です。また靴だけでなくなんでも置ける便利な場所としても活躍します。飾り棚としてお気に入りの小物を飾ったりするのも素敵ですね。
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玄関ホールの壁一面に大きな玄関の靴箱を設けたこちらの住まい。玄関収納はメラミンで新調され、艶やかな赤御影石の床に馴染む質感がすっきりとした印象を演出しています。大きな収納は、余裕を持って靴を片付けることが出来るので便利ですね!
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こちらの玄関の靴箱デザインは、浮いたように見せるため上下にあえてスペースが設けられています。内部には靴の他にゴルフバック2セットが収納できます。下部はFIX窓が配置され、自然光がさりげなく入り明るい玄関をつくります。
【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】
こちらは玄関の左側に大容量のシューズクロークを設けています。棚板を床の無垢材に揃えているので統一感の雰囲気が演出されています。シューズクロークは、靴を履いたまま出入りができ、また靴箱よりもより多くの靴を収納することができます。
ドアを開けるとおおらかな曲線の壁が出迎える玄関。アーチ開口の先にはウォークインタイプのシューズクロークが設けられています。ウォークインタイプのシューズクロークは、収納量を重視したい人におススメです。
こちらは、趣味のサーフィンやスニーカー集めを楽しめる大きなウォークインタイプのシューズクロークのある玄関。小上がりスペースも広く取り、ちょっとした趣味部屋としても活躍します。大きなサーフィンやスキー用品などは、こういった広めのウォークインクローゼットが玄関前にあると取り出しや手入れがし易くなりますね。
こちらは玄関にウォークスルータイプの収納が設けられています。居住空間とは適度な床のレベル差があるのでしっかりとゾーニングされており、また空間にリズム感が生まれています。
こちらは来客と家族の入り口を分けたシューズクロークのある住まい。ウォークスルータイプは、玄関からシューズクロークに入り、そこで靴を脱いで収納し、そのまま室内へ抜けることができるので生活動線が効率よくデザインされます。来客から収納を隠せるのも便利ですね!
こちらはL字型シューズクロークを設けた住まい。ウォークインのシューズクロークは、玄関の横にある室内の物置というような使い方になります。靴以外にも外で使うモノなら何でも収めることが出来るスペースがあり、来客からも見えないのですっきりとした玄関になります。
1階玄関横に設けられたシューズクロークはI字型ですっきりとしたデザインに。I型レイアウトはウォークイン自体の奥行きや幅が取れないときに最適です。ただどうしても空間が横長になりやすくなります。
両側の壁に収納棚を設置するII字型シューズクロークは大きな収納力が魅力です。ただし棚がスペースを取るので、人が通る通路幅に配慮が必要です。
クレジット: photo by ジャストの家
こちらの小さなウォークインのシューズクロークは折れ戸タイプの開閉。扉を開いた時に折りたたまれるので、開閉のためのスペースは開き戸よりも少なくて済みます。ただし開口部が少し狭くなるので大きな物を収納する時に注意が必要です。
こちらは玄関奥に靴のほか、外での遊び道具なども収納できる大きさのシューズクロークが設けられています。扉は開き戸タイプなので、内開きでは収納スペース側に、外開きでは玄関側にスペースが必要となります。
こちらのシューズクロークは引き戸の開閉に。引き戸は、玄関やクローゼットに扉のスペースを設けなくてよいのがメリットです。ただし、戸を引き込むスペースが必要になります。
こちらは土間玄関でエントランスから庭に沿って土足で抜けることができます。床材は敷瓦です。玄関まわりは手焼きの敷瓦を用いており自然な素材感が美しいですね。玄関の靴箱の他に、さらに通路に沿って大きなオープン棚が設けられています。