キッチンは作業がしやすいことはもちろん大切ですが、立つ時の気分が良いことや、家のインテリアと調和する存在感も大切です。家の中で重要な要素のひとつだからこそ、さまざまにこだわりたい場所。ですがサイズと収納など大きなスペースを必要とするため、どのように配置するかが重要になります。今回は、コンパクトなキッチンのスペースに使えるアイデアをご紹介します。可愛らしいキッチンからモダンなスタイルまで、さまざまなテイストの参考にしてみましょう。
フラット天板のペニンシュラ形キッチン。節のダイナミックな木目が特徴的です。ステンレスのモダンさと木の温かみが共存し、赤い冷蔵庫がインテリアのアクセントになりました。上部の吊り棚にはコレクションのアイテムを飾り、アメリカンポップなインテリアに。
シンプルなアイランド形式のキッチンは、ハイカウンターも兼ねたスタイル。ウッドとステンレスの落ち着いて洗練されたデザインです。作る人と座る人の距離が近く、会話も弾みそうな空間です。
味わいのある器を飾りながら収納できるオープンな棚に、すっきりとしたシンプルなキッチンスペースをL字に配置しています。大きな窓からは美しい景色を一望でき、時を忘れてしまう空間に。窓枠を使った、ちょっとしたカウンターも配置され、ほっと一息できるスペースとなりました。
壁付に造作されたキッチンは、キャビネットがない下部オープンタイプです。好きな棚や椅子などを置き、カスタマイズしながら使えるのが特徴的。背面にはダイニングテーブル兼作業台として使える大きな台があるため、幅が限られていても使いやすい空間です。ツール類はぶら下げておくことで収納スペースが節約できました。
必要最低限の機能をカウンターに取り付けたような、ミニマルなキッチンです。シンクとガスコンロの他は、全てオープンにしてすっきりとしたスペースに。つい物が多くなりがちなキッチンですが、潔いほどシンプルにデザインされました。
間仕切りの少ない居住空間の片隅にあるコンパクトキッチン。家電は有孔ボードパネルで囲い、存在感を控えめにしつつ機能性もアップ。キッチンはコンパクトながらも、収納兼作業台の大きなキャビネットで動き回らずとも作業がしやすいスペースになりました。
シンクと火元をセパレートにすることで、キッチンとダイニングを分散してレイアウトをしています。間取りのスペースとして、収まる幅では中途半端になってしまうところを、ダイニングカウンターやシンク部分のデザインによりスペースも十分な空間におさまりました。
奥行きがたっぷりと確保されたキッチンは、木の柔らかな色合いに包まれた暖かさのある空間です。吊り棚にはライトを配置し、まるでカフェを思わせるインテリアになりました。L字に人が座ることのできるバーカウンターで、親しい人と楽しい時間を過ごすことができそうです。